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様々な業種でなり手不足が叫ばれていますが地域の安全を守る警察官も例外ではありません。
そうした中、大分県警察学校では新人警察官がやりがいを持って訓練などに臨んでいます。
TOSの刀祢アナウンサーが1日体験入校して取材しました。
大分市福宗の県警察学校。
入社2年目の刀祢優月アナウンサーがその1日を体験します。
現在、警察学校には高校を卒業した人などを対象にした初任科課程で33人が学んでいます。
毎日行われているのがトラブルなどへの対応訓練です。この日は酒に酔った人が迷惑行為を行っていると想定。

当事者や目撃者などに聞き込みを行いますが、冷静に話をして状況を聞き出すことが大事だといいます。
◆TOS刀祢アナウンサー
「他に何か物に当たったりとかしていなかったですか?」
◆目撃者役
「見たときは人に絡んでいた」
服装や、警棒などの装備品の点検も重要です。
いざという時のために素早い動きも求められますが刀祢アナウンサーは…
周りの初任科生の素早い動作についていけませんでした。
今回、刀祢アナウンサーと一緒に行動したのは黒木悠巡査。
全国屈指の強豪、中津市の東九州龍谷高校バレーボール部出身でチームワークを大事にしてきました。
◆警察学校で学ぶ 黒木悠巡査
「警察学校において1人のミスはみんなのミスになるそこを気を付けながら日々生活している。警察官として人に対しても適切な職務執行を行ったり、人に信頼されるような警察官になりたい」

県警によりますと、警察官の受験者数は減少傾向にあります。2025年度は283人で、10年前のおよそ4割を切っています。
そうした中でも警察官を志した人たちからは「人の役に立てる仕事」「一緒に頑張れる同期と出会えた」などやりがいを感じているという声を聞くことが出来ました。

◆TOS刀祢アナウンサー
「一番印象に残ったのは制服の着こなし方や時間の厳守など細かい意識から信頼が誕生するのだと感じた。ありがとうございました」
初任科生たちは2026年2月に警察学校を卒業し各警察署に配属されます。
